ISBN4-10-136918-6
1992年10月
新潮社
857円+税
592頁/文庫判並製
カバー装画=藤田新策
デザイン=新潮社装幀室
なんと初・宮部みゆき。
他人の名前や身分を乗っ取って暮らす女性……というのに東野圭吾の『幻夜』を思い出す。
でも『幻夜』に比べるとずっとずっと後味がいい。それはきっと彼女もある意味被害者で、そしてその行動が決して非情なだけではないからか。
多分この読後感と、犯人だからってただただ憎むべき相手ではない、感情のある人間に描かれているところが人気の理由なのかな。