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ISBN-4560046530
1998年6月
白水社
1500円+税
176頁/四六上製丸背
装丁=丹羽朋子
装画=牧かほり
訳者あとがきによると「8歳から88歳までの若者のための小説」と言われた本らしい。確かに漢字力があれば小学生でも楽しく読めそうな、そして大人が読んでも十分素敵な本なのだ。しかし猫というのはなんと物語になる生き物なのだろう。猫たちの間には本当に“博士”や“大佐”がいそうだもの。犬では決してこうはいかないな。
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本文は本蘭明朝。
牧かほりさんのイラストって海外に留学していたせいなのか日本人っぽくないので、こういった翻訳書にもすっきりハマっている。本文にも時々挿絵が出てくるのだが、まるで原書にもあったかのように馴染んでいるのだ。特に猫の絵がいい。でもあとがきを読むと、原書にも挿絵はあったようなのだが、どうしてそれを使わなかったのかな、日本人受けしないような絵だったのかしら。ちょっとそれも見てみたいけど。