東京公演=2000年3月11日〜20日/新宿・紀伊國屋ホール
長野公演=2000年3月28日/東部町文化会館(サンテラスホール)
大阪公演=2000年4月1日〜2日/梅田・シアター・ドラマシティ
観劇日=2000年3月20日18:00開演
CAST=石田ひかり・桂憲一(花組芝居)・谷川清美(演劇集団円)・朝倉伸二・柴山智加・菊池均也・石丸謙二郎・左時枝
脚本/演出=福島三郎
仕事仲間のK氏が以前から泪目銀座(ナミギン)の宣伝美術を担当しておりまして、一度見においでと言われながらも行けないまま第7回公演となってしまいました。サードステージの制作N氏も「ナミギンは面白い!」と言っていたし、脚本・演出の福島氏は最近テレビでも活躍中だし、なによりいろんな劇団のいろんな役者さんが「ナミギンの舞台は面白いから私も出たい!」と言っているというのをきいていたので、とても楽しみに出かけていったのでありました。
劇場に着いたら、ロビーは花だらけ!さすがテレビに出てる人の芝居はすごい。
が、肝心の芝居は……正直言うと私は全く入り込めませんでした。茶の間で家族でご飯を食べているときについているテレビ、みたいな感じ。部分的に面白かったりはするのだけれど、感情移入はできないし、ああ、なんかやってるな、みたいな気分でしか観ることができなかったのです。ストーリーも夢をテーマにした話なのだけれど、もっと夢と現実が入り乱れる複雑な話かと思ったら、結構単調だし。三姉妹の末っ子が、本当は親は男の子が欲しかったんだということで可愛がられなかったという理由で感情を出さない子になってしまった、っていうのも新しさがない。本筋と関係ないところで面白い顔や格好をして笑いをとったり、なんかドリフのドタバタコメディを観ているみたいでした。
あんなに面白いと言われていたのに何で?と思ったら、演劇ってお金がないのが常でして、でもってお金のあるほうに人も物も流れるのが常でして、というわけかどうかは知らないけれど、今回から制作会社が変わったらしい。その辺も関係しているのかもしれません、
ただまあ、何が面白いかは人それぞれですから、実際周りの席では大爆笑したり泣いたりしている人もいたわけで、これはあくまでも私の個人的な感想ということをご理解下さい。
で、まあちょっと否定的なことも書いてしまったわけで、実はこれ、芝居を観た当日帰ってすぐ書いたのだけれど、楽日を待ってのアップとしました。でも劇団って日々育つものだと思うから、これに懲りずまた見に行こうと思います。