9月13日リマ〜―Johnny 100 Pesos

Sept. 12 Lima - Johnny 100 Pesos


1994.9.13(木)
0:10
リマ着/宿泊 Shelaton Hotel
11:00
リマ市内観光(アルマス広場、大統領府、カテドラル、天野美術館、国立人類学考古学博物館)
18:00
ホテル着
ツアーが決まったとき「直行便だ、よかった!」と思った。日本からの直行便は週に1便のこれしかないからである。しかしリマに着くのは夜0:10。それからホテルに行って、荷物を片づけたりシャワーを浴びたりしたら寝るのは結構な時間だ。当然翌朝から観光だし。つくづく一人部屋で良かったよ。相部屋だったら散らかしっぱなしで寝るわけにもいかないし、シャワーの順番もあるし。もしかすると直行便じゃないほうが楽な場合もあるのかもしれん。

19時間30分のフライトの末、リマに到着。ここで降りない人はサンパオロやリオデジャネイロまで行くのだ、先は長い。
リマは霧雨が降っていた。長袖綿麻シャツ+カルソン(当時はこんなモンが流行っていたのだな)なんて格好で残暑の日本を出発したのだが、それじゃあ肌寒い。
ともかく朝に備えてさっさと寝よう(といっても飛行機でもじゅうぶん寝ているし、時差ボケってしたことないのだが)。

さすがに翌朝は11時集合、と遅めである。ホテルでバイキングの朝食を食べ、時間があるので少し街を歩く。露店が出ていて食べ物の屋台もいっぱい。
「セビーチェを食べていけ」と声をかけられ、
「朝ごはんを食べたばかりだからいらない」と言うと
「リマに来てうちのセビーチェを食べないんじゃダメだ、ほんの少しでも食べていけ」とご馳走になってしまった。ちなみにセビーチェは白身魚のマリネみたいな料理だが、マリネ液が独特なので好き好きだけれども、酸っぱいもの好きな私は結構気に入った。そうこうしていると周りの屋台の人からもやれ花をやろう、コカの葉を噛め、などといろいろもらう羽目に。揚げ句には昔のコインまでもらってしまったよ。

ホテルのロビーに戻ると、集合時間までまだあるのにもう全員集合していた、ごめんなさい。ツアーには添乗員がつくのだけれども、それ以外に現地ガイド(キンジョー・トラベル・サービス、日系人がやっている会社なので皆日本語ペラペラだ)もつき、この日は小柄なおばさん。私の荷物(花とか)を見て、どうしたのかきくので市場でもらったと答えると、一人でふらふらするなと怒られた、ごめんなさい。きいてみるともらったコインはこちらの人がお守りにするものらしい。

この日は一日市内観光。先にお断りしておくが、旅のしおりに続いて写真の1本目も行方不明なことが判明。引っ越しの達人だから物がなくなることなんてほとんどないのだけれど、今回の引っ越しはあまりに強行突破だったからなあ(2カ所分の荷物を運ぶ、しかも荷造りから始めて1日で)…見つかったらまた写真をアップするけれども、写真がないとどうも記憶があいまいだったりして。加えて今回やけに写真がアンダー気味。なのであまり期待せずに。
まず午前中にアルマス広場、大統領府、カテドラルなど。驚いたのが、道路を清掃しているのだけれど、そ、それは血ではないか! なんと銀行強盗があったらしい、犯人は全員射殺。

海外旅行でほとんどお土産を買わない私だけれど、ここで珍しく自分のものを買ってしまった。アルパカ製品の店Mon Reposでアルパカのマントを購入。145ドル。写真を撮られてお店に飾る、なんて言っていたが本当だろうか? ちなみにこのマント、軽くて暖かいので帰国後、結構着た。がこういうのが似合うのは若いうちだけである。今着ると毛布かぶってるみたいになるのでお蔵入りに。

天野博物館1
ニットの帽子(ワリ文化)
色鮮やかで今でも被れそう

天野博物館2
レース編み(チャンカイ文化)
こんな細い糸まできれいに残っているなんて

天野博物館3
ピーナツの土器(モチェ文化)
なんともリアル

天野博物館4
土器(チャンカイ文化)
斬新なデザイン。人物はコミカル
写真提供=天野美術館
ここで昼食。レストラン La Rosa Nauticaにて。ここは海の上に建っていて橋を渡って店に入る。残念ながら天気が今一つだったのだけれど、晴れていたらきっと素晴らしい眺めだったろう。全体に味もまあまあ。メニューは
・ウェルカムドリンク(ピスコサワー)/ちょっと甘めだがおいしい
・アスパラのポタージュ or 帆立のグリル/ポタージュをチョイス
・シーバス(スズキの仲間)のグリル、温野菜添え
・白ワイン
・デザート(アイスクリームのクレープ巻、カラメルソース)
・コーヒー

食後も市内観光は続く。リマにはたくさんの博物館があるのだが、その中から天野博物館と国立人類学考古学博物館へ。
規模として大きいのは国立人類学考古学博物館だろう。特に土器のコレクションがすごい。文字を持たなかったインカは何でも土器で表現していた。その土器がテーマごとに展示されている。人の顔のコーナーには喜怒哀楽、そしていろんな人種が。病気のコーナーもあり、盲人、兎口、足の病気…痔なんてのもある。手術や出産など本当に何でもアリだ。宇宙人のように見えるものもあり、これがナスカの地上絵=UFOの発着基地説につながったのだなきっと。
しかし私は小さくても天野博物館の方が好きだよ。リマ名誉市民でもある故天野芳太郎氏のコレクションなのだが、天野氏の奥様が案内して下さった。とても品のいい素敵な方なのだが…まだお元気でいらっしゃるのだろうか。日本語による丁寧な説明、何より驚いたのが実際に土器にさわれること! よく乾燥しているせいか意外に軽かった。
土器も驚いたが、織物も素晴らしい。雨が降らないせいで保存状態がとても良く、まるで新しいもののようにきれいに残っている。レース編みには感動だ。
ほかにもやはり保存状態の良い木製品や、0.1mmの穴を開けて繋いだビーズなど見るものがいっぱい。
なんと入場料は無料。そのためポストカードなどを買って協力。右にその中からいくつかを紹介。

夕食はホテルにて。メニューは
・野菜のポタージュ
・牛肉の細切りと野菜の炒め、ライス添え
・フルーツ
・コーヒー
明日はツアー前半の見どころ、ナスカの地上絵へ。

H・O・T・E・L

Shelaton Hotel
Paseo de la Republica 170, Lima 014-33-6358

5つ星だしシェラトンだし、で結構期待していたのだが、普通のホテルであった。グァテマラだと5つ星ならお姫さま気分のホテルだったのだけれど。

Johnny 100 Pesos

M・E・D・I・A

独りぼっちのジョニー(ビデオでは「明日なき狼たち」と改題)Johnny 100 Pesos
1993年/チリ+アメリカ+メキシコ/監督=グスタボ・グラフ=マリーノ/主演=アルマンド・アライサ

1990年にサンティアゴで実際に起こった強盗人質事件をもとに、犯人グループの一人、高校生のジョニーにスポットをあてた作品。

映画を観たのは帰国後だけれど、激しい銃撃戦のシーンに銀行強盗があった血だらけの道路を思いだした。


2002年08月02日(金)16:42 by PINO - Category: peru
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